「先物・証券取引被害研究」発刊のご案内

先物取引被害全国研究会 弁護士(大阪) 向来俊彦

1 「被害研究」とは

 先物取引全国研究会及び全国証券問題研究会では、それぞれ年に2回、全国各地を巡りながら研究会(大会)を開催し、その際にご講演いただいた基調講演について、講演録として発刊しています。現在51号まで発刊されています。

2 実務に直結するテーマ

 最新号の内容は、申込票に記載のとおりです。

 ご講演のテーマをご覧いただくと、「保険勧誘の規制」「23条照会」「組織的過失論」「仕組債」「決済事情」「暴利行為」等々、まさに時宜を得たテーマに関して、私たち法律実務家が知りたい内容を、その分野の第一人者の講師陣に解説していただいています。

 これは、研究会の執行部が、たんに講師の先生を探して講演をお願いするというだけでなく、講師の先生と打ち合わせをする際に、こちらの要望を伝えながら、日々の実務で問題となっている論点についての講義をお願いしているからです。また、講演録の形式になっていますので、とても読みやすく、質疑応答なども収録されていますので、的確な質問を読むと非常に勉強になります。表題は「先物・証券取引被害研究」となっていますが、先物取引・証券取引・・・

この記事は会員に限定されています。ログインしてください。
会員になるには「会員に申し込む」をクリックしてください。