遺失動物の隠蔽と殺害法改正を求める

THEペット法塾代表 弁護士(大阪) 植田勝博

2022年5月22日

犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟会長
参議院議員 尾辻秀久先生

犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟事務局長
参議院議員 福島みずほ先生

犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟副会長
衆議院議員 牧原ひでき先生

環境省
環境大臣  山口 壯様

警察庁
警察庁長官 中村 格様、他

 各位におかれましては、動物の命と共生、そしてみだりに、法律の規定、趣旨に反する殺傷をしないことへの、従来の御尽力には感謝申し上げます。

意見の要旨

 本意見書は、現場では、法律の規定、趣旨に反する殺傷がなされており、このような状況をなくすための現場の運用の改善をされること、及び、必ずしも現場行政にて遵守がなされない虞があり、法改正がされることを求めます。

意見の理由

1 兵庫県三木警察及び兵庫県動物愛護センターの動物殺害の事例

(1)三木警察は2021年4月に下記の遺失動物のネット公告がありました。

 「収容日2021年4月11日、犬、黒・茶、路上、満了日7月11日」

 上記の遺失物法の公告は、所有者に繋げる情報がありません。

 飼主、あるいは周囲のその犬を知っている人が、その・・・

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