ゆうちょ銀行の手数料値上げを機に国民的な議論を!金融機関の「国の通貨を含む少額の現金」取扱いは無料を要求します

全国金融産業労働組合中央執行委員会

 2022年1月17日から手数料の値上げが発表されました。

 国民として、金融機関利用者として、ゆうちょ銀行を含む金融機関の手数料値上げラッシュの状況に対して利用者への一方的な引上げに対して声を上げていきたいと思います。

 2月7日付朝日新聞に、次のような趣旨の報道があります。

 アベノミクスの下で進められた市場金利の引下げによって、日本銀行は余剰預金に対して手数料を徴求する動きを強めているとの報道をしています。ちなみにメガバンクの三菱UFJ銀行に対して昨年12月16日からの1ケ月間2730億円の日銀預金に対して約0.01%の手数料をかけ2500万円の利息を徴求したと報道しています。

 どこの銀行でも預金を預かるだけでは収益が上がらず、投資信託など取扱手数料の得られる取引をしないお客様は、利用してくれなくていい。それでも来られるならば、硬貨手数料や両替手数料、通帳発行など、人手のかかる取引は手数料を徴求しても当然のように扱われています。

 金融に働く労働組合の私たち金融ユニオンは、労働者として誇りある仕事をしたい立場から、金融機関が生き残りのために利用者の犠牲をもたらすアベ・・・

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