「シンママ応援団とよなか」と「ごはん処おかえり」とは

シンママ応援団とよなか代表 上野敏子

 豊中市の南部にある「ごはん処おかえり」という小さな店はみんなの居場所と銘打って、たくさんの人々との関わりのなかで設立されました。

 豊中市南部地域、この地域には四つの小学校と三つの中学校が隣接しています。また少子高齢化の典型的な地域ゆえに、ごはん処おかえりに集まって来る人たちも本当に赤ちゃんからお爺ちゃんお婆ちゃんまで様々です。特におかえりの本体が「シンママ応援団とよなか」の拠点ということもあって彼女たちの第2の実家と呼ばれることもあります。

 シンママ応援団とよなかとは様々な理由から一人でこどもを育てているシングルマザーや発達障害のあるこどもを持つお母さんを支えるべく、大阪で多大な影響を及ぼした北部地震をきっかけに2018年に発足した団体です。LINEや電話といったツールを利用しながら、口コミで拡がりをみせ、2020年現在では相談者数140組を超えるまでになりました。ごはん処おかえりを立ち上げたことで、相談場所にもこと欠かなくなり、直接顔を見ての相談も増加しています。

 ごはん処おかえりでは毎日がこども食堂として、こどもたちは1日何度食べてもゼロ円というシステ・・・

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