要旨 2013年8月から実施された生活保護基準引下げに対して、処分の取消し等を求めて29地裁で争っている集団訴訟で、2023年11月30日、名古屋高裁は、原告逆転勝訴の判決を言い渡した。①同種訴訟で全国初の国家賠償請求認容判決である上、厚生労働大臣の少なくとも重大な過失を認めたこと、②「健康で文化的な最低限度の生活」の意義を掘り下げて損害を捉えたこと等で意義がある
裁判所 名古屋高等裁判所民事第2部
長谷川恭弘(裁判長)、寺本明弘、亀村恵子
判決・和解・決定日 2023年(令和5年)11月30日
事件番号 令和2年(行コ)第31号
事件名 生活保護基準引下げ処分取消等請求控訴事件
業者名等
問合先 森 弘典弁護士 052(951)6311
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